関節が柔らかいとケガをしずらい??スポーツアロマでコンディションアップ
先日、スポーツアロマトレーナー講座内のストレッチの授業をしている時に、「正常関節可動域」を超える人がいらっしゃり、「でも、関節が柔らかいといいんですよね?」と聞かれました。
基本的には正常関節可動域が基準より広すぎる事は「関節弛緩性」と呼ばれるのですが特定競技、例えばバレエや新体操などで幼少期からの訓練などでそのようになったり、生まれつきやケガの後遺症などで起こります。
本来、靭帯はある程度の動きを可能にしながら骨どおしを繋ぎ関節を安定させるためにありますが、上記のような条件で靭帯が緩くなっている状態では当然、関節が不安定になり痛みやケガのリスクとなります。
意外でしたか?何でも適度。という言葉を私は良く使うのですが笑 関節の柔軟性も柔らかすぎても硬すぎてもケガのリスクになります。産まれつき関節が緩いのは女性に多くそれがスポーツをする上でメリットになる競技ならいいのですが、緩くてデメリットになる場合は関節周囲の筋肉を特にトレーニングした方がよいです。
手首や肘、膝で産まれつき関節が緩いのかどうかチェックできますが、例えば両手をまっすぐ前に出して肘をつけた時に(バレーボールのレシーブの形)肘から下の腕が隙間なくぴったり付く。親指が凄く曲がる。など(ちょっと文章では分かりずらいかもしれませんので「関節弛緩性」で検索してみてください)の人は気を付けましょう。
まずは自分の各関節がどれぐらい動くかをチェックする事から。特に部活やクラブで毎日のようにスポーツをするようになったら毎日、関節の動きをチェックする習慣をつけましょう。疲れがたまったり、明らかに痛い場合は何か身体がおかしいな。と思えますが、実はいつもに比べて腕があがりにくいな、股関節が硬いな。と気づくタイミングを逃しやすい。気づいたタイミングにケアする事がケガを防ぐポイント。
このような身体に興味を持つ事はジュニアアスリート期に出来るだけ早く身に付けておくことが大事です。そしてもちろんスポーツアロマトレーナー講座内のカリキュラムに正常関節可動域を学ぶ時間もあります。正しい状態を知って初めて良くない状態がわかるので。
例えば腕をまっすぐ前から頭の方にあげた時、通常は180度まで上がるのが正常可動域ですが、競技をしていて170度くらいで痛みもなく、それがベストコンディションだ。という人もいます。ですからまずスポーツをする人はどれくらい動けばいい状態であるか。を知り必要な事がトレーニングなのか、ストレッチなのか。を見極める事。
そして何よりケアする側の私達スポーツアロマトレーナーもどの状態にしてあげれば、選手が一番身体が楽な状態か、ベストコンディションをだせるか。を考えながらケアをしています。
スポーツアロマトレーナーは奥が深い!ただ、スポーツで疲れた身体を緩めるだけではありません。講座を通して最終日には全身のケアでこれくらいの時間を目安で行いましょう。と時間も考慮するのですが、それはリラックスを目的にしたリラクゼーションアロマではなく、コンディショニングの向上を目的としたスポーツアロママッサージだからです。
そう、長い時間やればいいわけではない。ここもなんでも適度に。です。そういった事も実技を行いながら勉強していきます。スポーツアロマトレーナーになってスポーツを楽しむ人からトップアスリートまでケアをしたい人は是非一緒に学びましょう。
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