成長期アスリートに多い“スポーツ貧血”とは?症状・原因・お母さんができる家庭ケアまで徹底解説
成長期の子どもが部活やクラブ活動を頑張る家庭で、近年増えているのが 「スポーツ貧血」。
「最近なんだか疲れやすい」「走ってもスピードが上がらない」——その原因が鉄不足による貧血だった、というケースは珍しくありません。
私自身、スポーツ貧血ではありませんが、貧血でフェリチンという貯蔵鉄が少なく、小学生の時は沢山倒れていましたし、スノーボードをしていた時は成人していましたが生理の際に痛みと貧血で気を失うくらいの酷さで、結局低用量ピルを飲んでいますが、当時は低用量ピルという選択肢すら知らず、初めて婦人科に行った際のドクターが非常にいい方で
「来てくれてありがとう。若い子は婦人科に中々来てくれないし、生理痛は鎮痛剤を飲んで我慢するもの。という知識しかないんだよね。色々ちゃんと検査して、重大な病気じゃないか確認しようね。その後もどうしたらいいか、色々方法があるからね」と言って頂いた事がきっかけで、生理痛は改善する事ができました。
スポーツ貧血で悩むお母さんの生徒さんと、貧血のお話しになったのでブログにも書いておきますね。
スポーツ貧血は、放置するとパフォーマンス低下だけでなく ケガのリスク増加・慢性疲労・メンタル不調 にもつながるため、早期の気づきと家庭でのケアがとても重要です。
スポーツ貧血の症状・原因・成長期アスリートがかかりやすい理由・お母さんが家庭でできる対策 をわかりやすく解説します。
◆ スポーツ貧血とは?|成長期アスリートが注意すべき理由
スポーツ貧血とは、運動量の増加によって鉄の消耗が進み、赤血球が減少して酸素を運べなくなる状態 のこと。
特に成長期の子どもは、
- 身体の成長で鉄の必要量が増える
- ジャンプなど激しい運動で鉄の減少が起きやすい
- 食事量や時間が不安定になりがち
という三重の負荷がかかり、スポーツ貧血を発症しやすい傾向があります。
◆ スポーツ貧血の主な症状|家庭で気づける“サイン”
スポーツ貧血は、日常の小さな変化に表れます。以下に当てはまるものがあれば、鉄不足のサインかもしれません。
- 練習中の息切れが増えた
- 疲れやすく、朝起きられない
- 顔色が悪い・唇が白っぽい
- 立ちくらみ・めまい
- 集中力が続かない
- 生理が始まっている女子の周期が乱れる
- 練習後すぐ横になるようになった
これらの症状は、ケガの増加やパフォーマンス低下にも直結するため、早期に血液検査を受けることが大切です。
◆ スポーツ貧血の原因|“鉄不足”だけでは終わらない
スポーツ貧血の背景には、複数の要因が関わっています。
① 鉄不足(食事性貧血)
赤身肉・魚介・野菜から鉄を十分に摂れていない。
② 足裏での赤血球破壊(フットストライクヘモリシス)
ランニング・ジャンプの繰り返しで赤血球が壊れやすくなる。
③ 発汗による鉄の損失
夏場の激しい練習で鉄がさらに消耗。
④ 胃腸の働き低下による吸収不良
疲労・ストレス・自律神経の乱れが吸収率を下げる。
つまりスポーツ貧血は、運動・生活習慣・食事・自律神経の乱れ が重なって起こる“総合的な不調”なのです。
◆ お母さんが家庭でできるスポーツ貧血対策|今日から始められる3つのケア
1. 食事で「鉄+ビタミンC」をセットで摂る
鉄はビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が大きく上がります。成長期アスリートにおすすめの食材は以下の通り。
- 赤身肉(牛・豚・鶏)
- レバー
- サバ・イワシなど青魚
- ほうれん草・小松菜
- ひじき・大豆製品
吸収を高める組み合わせ例
- ほうれん草 × レモン
- サバ × ブロッコリー
- ひじき × みかん
“毎食しっかり鉄を!”ではなく、夕食だけ意識して鉄をプラスする など、無理のない工夫がおすすめです。
2. 入浴+オイルケアで「血液の巡り」を改善
鉄の補給と同じくらい大切なのが、血液をしっかり流すこと。
- シャワーではなく湯船での入浴
- 練習後30分以内の軽いストレッチ
- ふくらはぎ・太もものオイルケア
スポーツアロマでは、巡りをサポートする
- ローズマリー
- レモン
- サイプレス
などの香りが人気です。疲れた心身のリラックスにも効果的で、回復力を高めます。
3. “休ませる勇気”を持つ|オーバートレーニングの防止
スポーツ貧血が疑われる時、無理をさせて練習を続けるのは逆効果。
- いつもより疲れて見える
- 朝起きるのが辛そう
- 顔色が悪い
こんな時は、思いきって練習を休ませる判断も必要です。
早期の休養は、結果的にケガ予防とパフォーマンス向上につながります。
◆ スポーツアロマがスポーツ貧血対策に役立つ理由
スポーツアロマは貧血を“治す”ものではありませんが、疲労回復・睡眠の質改善・自律神経の調整・巡りのサポート に役立つため、貧血を悪化させる要因を減らすことができます。
さらに、お母さんの手で行うケアは、子どもに“自分の体調に気づく習慣”を育てるきっかけにもなります。
成長期の体は、毎日の小さなケアが大きな変化をつくります。
◆ まとめ|スポーツ貧血は“お母さんの気づき”で防げる不調
スポーツ貧血は、成長期の子どもに多いにもかかわらず、見逃されやすい不調です。
- 「最近疲れやすい」
- 「練習後の回復が遅い」
- 「顔色が悪い」
そんな小さな変化こそ、早期発見のヒント。
家庭でできる
- 食事の鉄プラス
- 入浴・巡りケア
- ストレス・疲労サポート
- スポーツアロマでのリラックス
これらの積み重ねが、子どものパフォーマンスを守り、ケガ予防につながります。
イアモーラでは、
家でできるコンディショニングケアを身につけたいお母さんにももちろんお勧めです。お母さんの健康に対する正しい知識とスポーツアロマの技術を習得しませんか?
家庭を“最強のコンディショニングルーム”にしたい方は、ぜひ学びに来てください。まずは無料オンライン説明会から。イアモーラは大規模なスクールではないので、決して無理強いはしません。お気軽にお申込みくださいね。公式LINEからお申込みください。