
熱中症情報②
先日のブログでも熱中症対策について書いたのですが、サロンに来ている社会人アスリートとの会話でこれは有益だな。と思ったのでパート2としてブログを書きます。
その方は競技歴も長く(競技について個人が特定されないように記載しませんが気になる方はあった際にでも聞いてくださいね)夏場の練習も試合も経験が多く、私的には「まさかこの人が」という感じでした。
当日の様子を伺うと私だったら救急車を呼ぶな。と思うくらいの状態でしたが、幸い大会の日でしたので救護の看護師さんとドクターも現場にいて、無事だったようです。
その方が反省点として仰っていたのは
・勝つことに意識が行き過ぎて準備が「暑い日の試合の準備」より「1分1秒でもよい結果をだせる準備」だったこと
・ウォーターチャージが充分でなかったかも
・途中でもっと水をかければ(かけて貰ったり)すればよかった
・ちょっとしんどいと思ってもそれが熱中症なのか、運動によるものかわからず棄権しなかった
という事でした。アスリートでしょ?笑 水分補給や試合の前日は良く寝る事・朝食を抜かない事などは当たり前にやっていて、且つ暑熱順化(徐々に暑さに身体を慣らしていくこと)もしっかり準備していても熱中症になるのです。
やはり勝ちたい思いはスポーツをしている人なら誰しもが思っている事(もしくは自己ベストを狙いたい。など)なので、暑い時期は冷静になる事も必要かもしれません。だって高温多湿の条件はみんな一緒なので。
そして水分補給はばっちりでしたが、その日はとても暑かったので、スポーツをすると当然筋温が上がり身体がアツくなりますので、水をかけてもらう。氷入りのビニールプールに入るなどしてできるだけ身体の大部分を冷やす事も必要です。
そして、一番最後に仰っていた、熱中症かどうかわからなかった。という点。非常に難しいと思います。熱中症の症状として吐き気・頭痛・倦怠感などがありますが、頭痛以外はハードなスポーツでは普段から感じる事ですので、熱中症かどうか自分ではなかなかわかりずらく、また運動中は身体が熱を持つので、それもわかりずらいポイントですね。
ではどうしたらいいか。ですが、「常に誰でも熱中症になると思っておくこと」が大切です。水分補給も水や麦茶だけではすぐ尿になってしまうので、塩分と糖分を含んだスポーツドリンクも上手に取り入れましょう。1時間だけだから。と思っても水分を多くとる事。そしてごはんでも水分がチャージできます。パンや麺類よりごはん。そして味噌汁をプラスするとお米に含まれる水分とお味噌汁の水分+塩分がとれます。スポーツドリンクのような飲み物はスポーツ中に甘すぎて苦手という人もこうやってお食事にも水分が含まれる事を考えて摂取するといいと思います。
毎日炎天下の中でスポーツやお仕事をしていてもちょっとのずれ(体調不良や寝不足・自分は大丈夫だと思う過信)などで熱中症になる事が誰にでもあると思って欲しいです。九死に一生を得た、選手からの言葉、これは皆さんにもシェアしないと。と思ってブログに。是非参考に暑い夏も気を付けながらスポーツや外遊びを楽しみましょう。
スポーツをする人を支えたい、コンディションに役立つアロマを学びたい方はスポーツアロマトレーナー資格対応コースを受講し、スポーツアロマトレーナー®になりましょう。
お問合せは公式LINEからお待ちしております