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アロマが身体に働きかける仕組みを考える~嗅覚は面白い~

スポーツアロマはアロマセラピーの中の1つです。もちろん様々な使い方でアロマを利用し、選手やスポーツを楽しむ人の為のコンディショニングとして役立てるのですが、

やはり「香り」という素晴らしいものを使いたいので、アロマを利用しているわけです。例えばお薬のような効果効能を望むなら、医療やお薬の力を借りた方がいい場合もありますが、そうでもない時にアロマが非常に助けになる事があります。

特にスポーツ選手やストレスフルな方々は、病気ではないけど何だか違和感がある。という事があります。その状態を放っておくといずれ大きなトラブルや不調に繋がる事がありますが、でもその違和感は違和感として感じたなら何とかしたいですよね?

お薬や医療はそのような小さな違和感の対応には向いていません。そういった時に、お婆ちゃんの知恵袋的な何かがあれば。と少なからずこのブログを読んでくださっている方は思った事があるかと思います。そんな時に役に立つのがアロマです。

アロマと限定してしまわなくても、記憶に残る香りの事を思いだして考えてみてください。例えば新築のお家に入った時にその木材の香りを嗅いで、わぁ!となったり、懐かしいお花の香りを嗅いで祖母と一緒に摘んだ土手の風景が頭に浮かんだり。電車ですれ違った人の香りでふっとある人を思い出したり。。。

何故香りにそのような事が起こるのか。

香りを感じるのは嗅覚。その刺激は五感の中で唯一、脳にダイレクトに伝わります。香りの分子を嗅覚がキャッチすると感情や本能を司る「大脳辺縁系」という脳の部分や、自律神経に関係する「視床下部」というところにその情報が伝わり、睡眠やホルモン分泌、免疫機構などのバランスを整えます。

先ほど、薬や医療ではなくお婆ちゃんの知恵袋的な。と表現したので、なんだ、その程度か。と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、こうした働きをを見ると、なかなか使えそうだな。と思いませんか?

そうなんです!「なんか寒気がするから今日はしっかりお風呂に入って早く寝よう。」「今日はなんとなくもやもやするからスパイシーな食べ物をたべよう。」「今日は運動して疲れたからゆっくり寝よう」「なんだか身体がこりかたまっているからストレッチをしよう」そういった日常にアロマを利用したり、アロマをプラスしてみると心地よい。と気づくはずです。

香りは面白いもので、それは大きな違いの場合も、少しの違和感の場合もありますが、香りの感じ方はその時の心身の状態で変わります。私がアロマに初めて触れた時はラベンダーの香りはあまり好きではありませんでした。リラックスにはラベンダーと言われるくらいそのほのかな甘みのある優しい香りはたくさんの人を魅了していますが

当時の私は元気で活発。スポーツ大好き!だったので、この香りが必要なかったのでしょう。必要なものは欲しない。それは何も不思議な事ではありません。(ちなみに今は好きです)

何となく甘いものが食べたい。という事と同じように嗅覚という感覚も私達の意識しないところで様々な働きをしています。もちろん嗅覚だけでなく、ホルモンも自律神経も私達の意識とは関係なく、生きていく為に様々な調整をしています。そんな意識とは関係しないところへ少なからず影響があるのが嗅覚でありアロマ。

そして、スポーツアロマはその香りの働きを存分に利用して、選手やスポーツを頑張る方々の心身のコンディションを整える方法の1つです。ね、嗅覚って面白いでしょ?どうしてもアロマを勉強すると、その精油の成分にばかり囚われてしまいますが、本来のアロマセラピーはまずその香りを楽しむ事から始まります。

興味が沸いた方はまずはどんな香りが好きだろう。と探し求めて色々試してみてください。お化粧品やヘアケア商品、入浴剤などから自分が好きな香りを見つけ、それがお守りのようにあなたの力強い味方になると思います。

スポーツにアロマを活かしたい方、スポーツアロマトレーナーの資格に興味がある方は是非一緒に学びましょう。お問合せは公式LINEからお待ちしております。

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