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アロマ

講座で学ぶ精油について考える

スポーツアロマトレーナー講座で学ぶ内容の1つに当然アロマ学がありますが、その中で指定精油30種類を学びます。今日は講座で学ぶ精油について考える。という事をしてみます。

アロマがお好きな人やアロマについて勉強している人で、この香りが好きなのに指定精油に入っていないのは何故なの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。また、30種類も覚えるのが大変。。。もう少し厳選して欲しい。と思う方もいるでしょう。

私も資格取得の為に学んでいた時は、全ての違いや特徴を覚え、且つ目の前のクライアントや選手にどれを選べばいいのか。その選択肢が多い事に戸惑っていましたが、

これは私が決めたものではありませんが、経験を積めば積むほど、やはりこれ以上減らせないな。と実感しています。

一人の選手やクライアントのケアをある程度定期的にしていると、まずはどれだけいいものでも、毎回毎回同じ精油を使う事による身体への影響を考えます。

もちろん、スポーツアロマで使う精油の質は各トレーナーが信頼のおけるメーカーのものを使用していると思いますが、それでも長期的に使っていいものなどないのです。

え?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お食事で考えて頂けるとわかりやすいです。健康にいいからと毎日3食納豆しかたべない。という事などをしてしまうと、他にどうしても足りない栄養素がでてくるので、こういった事をしませんよね?

昨日は牛肉でタンパク質をとったから今日はお魚にしよう。それに野菜も少なかったから野菜も摂ろう。と考えて献立や食べる物を決めると思います。どんな素晴らしいものもそれ1つだけ。ではどうしても健康でいる為には足りないものや多すぎるものが出て来てしまう。

アロマも同じで危険というより、植物の濃縮エキスである精油(※正確には濃縮エキスとは少し違います)を一定の頻度でずっと使い続ける事より、季節やその方のその日の体調に合わせてオリジナルのブレンドができる事がスポーツアロマトレーナーの役割の1つです。

まず体に触れる時に、一番考えるのはその人の痛みや不調ですが、スポーツアロマトレーナーはもちろんそういった事も医療従事者の補助的にする事がありますがそれだけでなく、その人を全体的に見てケアするのがスポーツアロマトレーナーです。

例えばメンタルのケアや睡眠のケア、移動による疲労のケアや、筋肉の柔軟性を高めるケア。選手やクライアントのケアをするといっても、治療がしたければ医療従事者になってケアする事がいいでしょう。だけど、その他の周辺の選手を取り巻く事にまで配慮でき、ベストパフォーマンスの為に

何ができるか。を考えるのが私達の役割です。最初から全部を使いこなす事は非常に難しいですが、段々と色々使ってみる事でアロマの素晴らしさを都度発見できる事がクライアントの為になる!

最初は痛みといえばウィンターグリーン!という考えから、この人にはペパーミントの方があっているかも!?のように考察をより深くできるように、30種類を学んで頂きます。もちろんその中からテーマに合わせたブレンドも実際やってみます。

ブレンドの時にいつも言うのですが、できるだけたくさんの精油に触れてください。それが自分の嫌いと感じる香りでも、練習の際のモデルの方がお好きならそれで正解ですし、自分が苦手な香りも使わないといけない時が出てくると思います。

成分と香りを考えて、たくさん失敗して、ブレンドが上手になって欲しい。その為に講習中はやってみる姿勢を大切にどんどん様々な精油を使ってみましょう。

そんな迷いも勉強となり、失敗だと思った組み合わせもあなたの経験となりブレンド力に繋がります。是非楽しみながら学びましょう。

お問合せは公式LINEよりお待ちしております。

@187tfgpa

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