日本産アロマ
アロマや香りをお好きな方で日本、国産アロマを買ったり利用した事がある方はまだまだ少ないと思いますが、最近私の中で国産アロマにはまっています。
といってもスポーツアロマのオイルとして使う事は非常に少ないのですが、これは国産のものの質が悪いという事では決してなく、アスリートに使うアロマは製造過程で混入などがない、厳しい基準で検査をしている。という事を満たしているもの。という考えがあり、
どうしてもまだまだ国産アロマのマーケットが小さい為、そこまでの基準を満たすものが見つけられていないだけで、近い将来、そういった検査をしているところか、もしくは畑から実際自分が訪れ、その生産者のお人柄に信頼を置ける商品があれば
やはり積極的に使いたいと思うのです。
自分のスクールとは別に昨年、京都のお寺に生えているスギやヒノキ、そしてその周辺の畑から採られる無農薬の植物から抽出された国産アロマを嗅がせて頂きましたが、例えば一般的な「レモングラス」という精油も全然香りが違う。という経験もありますし。
日本人はやはり嗅ぎなれているという事で柑橘系を好む人が多いのですが、日本は柑橘系の種類が圧倒的に海外に比べると多い。まさに日本の技術!と少しでもおいしい物をお客様に届けたいという研究心と愛を感じます。そのような
多くの種類の柑橘系のアロマが最近は商品化されているのです。たまたま出張で四国に訪れた時になんとお土産物屋さんで発見しました。その時の感動と、嗅ぎ比べ体験は私にとって大きなものでした。
また、そのメーカーさんの抽出方法などもさすが日本の技術!と唸るもので。
柑橘系の精油は本当に皮をむいている時のあの香り!で感動してしまいました。一般的にある柑橘系の香りももちろん柑橘系らしいさわやかな香りなのですがやはり比べると別物!
そういったいい物が身近にあるので、精油をみつけたらところ構わず全部香ってみる事をお勧めします。数値も勿論大切なのですが、やはりセラピストとしては自分の嗅覚を鍛えておくことも大事だと思っています。
という事で去年の年末あたりから芳香浴でスギと柚子、黒文字、レモングラスの全部国産の精油を使った香りをサロンでは香らせていますし、四国でであった伊予柑のアロマを朝家を出る時やサロンのリラックスタイムに利用しています。
アロマセラピーは海外で誕生した文化ですが、その文化を日本に落とし込んでできたのがスポーツアロママッサージであり、スポーツアロマトレーナーという資格。
同じように食、洋服などそれぞれ日本での発展があります。同じように精油(アロマ)も身近にあるいい物を取り入れながら、楽しんでいきたい。
繊細かつフレッシュな香りの精油をもっともっと見つけたい。特に日本はハーブというより木やその枝葉が多いですので、そのような昔から利用されてきた植物の恩恵について今一度見直してみようと思います。
スポーツアロマについてご興味や質問がある方は公式LINEよりお問合せください。