
力任せが何故よくないのか。スポーツアロマはこういった事を考えてもコンディショニングとして最適です
トレーニングやリハビリに従事する人や生理学等を学んだ人なら知っているのですが、普通の方ならしらない「アルント・シュルツの法則」というものがあります。力任せのマッサージや手技療法、そしてスポーツアロママッサージにおいても、
力加減はどれくらい?と聞かれた時に、強い事が正義ではない。とお話ししますが、今回はブログなのでゆっくりこの事について書こうと思います。
アルント・シュルツの法則とは、刺激の強度と神経や筋の興奮性について述べたもので”全ての物質では、刺激が少量だと伝わり、中等度だと抑制し、多量だと停止する”というものなのですが
トリートメントにおいてこの法則を当てはめると、弱い刺激は生体機能を促進し、逆に強すぎる刺激は生体機能を抑制したり破壊してしまう。という事です。
とは言え、オイルを使うトリートメントは必ずオイルという滑剤を使うので生体機能を促進するまでに至らない弱すぎる刺激にならないように。また、身体にとって良くない刺激である強すぎる刺激にならないように。適切な圧で行う練習を
授業内で勉強していきます。アスリートだから。男性だから。筋肉が多いから。のような理由ではなく、力任せが何故よくないのか。この法則以外にも解剖生理学を踏まえたケアができるようになって初めてスポーツアロマです。スポーツアロマはこういった事を考えてもコンディショニングとして最適です。
流石にこのような事(理論)まではお話しできない事もありますが、力任せにならないような姿勢や身体の使い方などをご指導させて頂くので、講習中に習ったものをそのまま続けて頂けるようにしっかりお伝えしております。
(競技や人種によって圧の好みは違うものですが、そこはもちろん押し付けるのではなく、ご相談しながらのケアが必要です)
まずは、簡単に自分の指の力や腕の力をやみくもに強くするだけではなく、自分の手をしっかり密着させること。その為にどのような筋肉の形状をしているのか。や、どの部位にどんな組織があるのか。を座学と実技を結びつけていくと、
なるほど!こういう事か。と納得すると思いますし、私もスポーツアロマトレーナーの資格をとって数年経って、ある時ふと「なるほど!」と思う事が幾度もあります。
また、手技だけでなく使う基材によっても相手が感じる強さというものは変わってきます。だからこそ、アロマ学も勿論カリキュラムに入ってきます。
人体は面白い。そして深い。そして素晴らしい。
そう思えるには、時間がかかるかもしれませんが、その1歩を踏み出さなければ素晴らしさにも出会えません。是非、スポーツアロマスクールイアモーラで一緒に学びませんか?
誰もが初めてで、私も今は教える立場ですが、最初からするすると覚えられたわけではありません。だけどこれで頑張りたい。という想いと、単純に面白いと感じてどんどん勉強を重ねて今があります。
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