代謝がいい人になるには
女性は冷え性の方が多いですよね。これだけ暑い夏でも、クーラーで冷えたり、身体を冷やさないように氷抜きのドリンクを飲んでいる。というお声をちらほら聞きます。
今日は友人から「冷え症だから白湯を飲んで身体をひやさないようにしている」といわれたので、白湯もいいけど食べ物に気を付けようね。というお話から代謝について書きます。
まず女性の方が冷え性が多い。と書きましたが女性は男性に比べて筋肉量が少なく、脂肪が多いという特徴を持っています。
筋肉は体温の上昇にとても大きな役割を果たしていますので、筋肉が少ないと冷えやすくなります。加えて女性には冷えてしまうと温まりにくい性質を持つ脂肪が多いため、冷えが起こりやすいのです。
また女性は月経時の血液不足によって手足などの末梢まで血液がいきわたらなくなり冷えの症状が出ます。さらに、ホルモンバランスが変わると自律神経が乱れ、冷えやすくなります。そのため、更年期に冷えが現れる女性も多いのです。
ただし、男性の冷え性も昨今は増えて来ています。これはPCのお仕事が増え、昔に比べて座りっぱなしの人が増えた事で血流低下が起こっていると考えられます。
代謝がいい人になる条件としては、
- 運動(激しい運動でなくても全身のストレッチでも何もしないよりはいいです)
- 入浴
- 食べ物
を見直す事が重要ですが、熱々の料理を食べると冷え性の改善に役立つと思いますか?こう思っている人が多いかと思いますが、胃腸が温まる、もしくは冷え症の改善としては一過性でそこまで効果的ではありません。
身体を温めたいなら料理の温度より、料理の質が重要です。
たとえば肉や魚などのタンパク質。消化吸収に手間がかかるため、食後のエネルギー代謝が上がります。
また食事を減らし過ぎる事も良くないです。食べる量を減らすということはエネルギーを生み出す材料が体内に入ってこないということ。
材料が入ってこなければ身体は筋肉を分解してアミノ酸を糖質に変換し、エネルギーを作り出します。その結果、筋肉が減って基礎代謝が低下してしまうのでダイエットとしてカロリーを減らす事は大切ですが減らし過ぎて代謝を落とすと効率が悪いです。適切な量を食べましょう。
このブログはアロマにご興味がおありの方もいらっしゃいますので、アロマを利用場合は一時的ではありますが、セルフマッサージで筋肉を動かしたり、リンパの流れを良くしてあげる事で脚など冷えやすい部分の血行促進をはかれます。
使用するアロマはジンジャーやブラックペッパ―などのスパイス系のものや、グレープフルーツやマジョラムなど血行を促すものを使用すると良いでしょう。
私の場合は毎日セルフケアはちょっとしんどいので、セルフマッサージは週末やPC作業の多かった日、または現場活動で沢山歩いた時にして、その他はお風呂をうまく利用します。
入浴だけでも、水圧のマッサージ作用や温浴効果が望めますが、さらに入浴剤を入れる事で効果的に入浴をセルフケアタイムにします。
アロマ配合のもので、しっかり入浴もよし、出張などでアロマの入浴剤を持ち合わせていない時はコンビニで個包装タイプの炭酸配合のものを購入するといいと思います。
お湯に溶けた炭酸ガスは、皮膚から血管に入り、血管を拡張し、血行を促進します。血行が促進されると、疲労物質も排出され、体のコリもほぐれます。
スポーツ選手は基本的には代謝がいいので、あまり冷えに対して指導する事はありませんが、セラピストの私達も体力が資本なので、こういったセルフケアは良く取り入れます。
代謝が良い事は健康であるために大切な一要素です。
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